2017年7月27日木曜日

見てみよう、触ってみよう!「科学ウォッチング」を開催しました

市内小・中学校の理科の先生たちで構成する「にかほ市科学振興委員会」の企画・運営による「科学ウォッチング」が今日開催されました。
これは、教室では学ぶことができない体験を通して子どもたちの科学への関心を高めようと、毎年夏休みに実施している事業で、今日は小学4年生から中学1年生の児童・生徒が参加して行われました。

その第1弾のテーマは、『にかほ市のジオサイトめぐり』。
日本ジオサイトに登録されている「鳥海山・飛島」の成り立ちを地学の観点から学ぼうと、午前中に象潟九十九島と三崎公園に足を運びました。
鳥海山の活動が作り出した特徴的な地形について講師の佐々木修一先生(金浦中学校)が解説。現地の地形を観察したり石をルーペでのぞいてみたりして、子どもたちは興味津々でした。
次に一行は、秋田県の最南端、三崎公園に足を運び、その成り立ちについて学びました。
水平線に浮かぶ飛島を望み、自分たちの住む大地の壮大な歴史に思いを馳せていました。

午後に開催された「科学ウォッチング」第2弾、テーマは『マイナスの世界』。…蒸し暑い今日にぴったりのテーマで、会場を仁賀保公民館に移して行われました。
さて、うちの冷蔵庫よりずっと冷たい状態とはどういうことなのか、液体窒素や二酸化炭素を使い、化学実験を通して体験しました。
果物や花、マシュマロなど、子どもたちの興味と食欲をそそる素材を使い、物質が温度によって性質を変える様子を実際に触れて、食べて(?)みることで学習しました。
さて、今日の学習でみなさんは何を発見しましたか⁇
そして、お忙しい中事業の運営にあたっていただいた先生たち、ありがとうございました。

「科学ウォッチング」の第3弾は、『夏の天体観察』をテーマに8月21日(曇天の場合は23日に延期)に開催されます。
参加申し込みしてくれた子どもたち、お楽しみに~♪