2015年7月30日木曜日

中学生が館内をご案内します!

 にかほ市教育委員会が実施する、夏休み恒例の「中学生職場体験」の活動として、市内の中学生が科学館の仕事を手伝ってくれています。

 今週、頑張ってくれているのは、金浦中学校2年生男子の4人。開館前の朝礼に始まり、国旗・市旗の掲揚、バッテリーカーの設置、花壇への水やりなど施設管理の作業のほか、開館後は、エントランスでの入館者の受付案内や、ファンタジーシアター上映前の注意事項の伝達など、接客もこなします。





 また、牛乳パックのリサイクルおもちゃ「くるりんポン」の工作や、ハードフェライトの着磁などを職員から教わると、さっそく展示室の実験コーナーに立ち、家族連れなどに指導を行いました。

 慣れない仕事に多少疲れ気味の4人ですが、お客さまからの「ありがとう」の言葉に、うれしそうに深々とお辞儀する姿が印象的でした。
 職場体験も残すところ1日。明日7月31日も中学生4人が館内随所でみなさまをご案内いたします。不慣れなところはどうかご容赦いただき、ぜひ温かいお言葉をかけてあげてください。

「ロボコン講習会」を開催しました。

 WRO(World Robot Olympiad)は、自律型ロボットによる国際的なコンテストです。
 今年度のWRO全国大会の予選にあたる、秋田県中央地区大会には、にかほ市・由利本荘市の小学生から高校生まで、合わせて54チームがエントリーしました。

 このうち、小・中学生部門の参加チームを対象とした「ロボコン講習会」を、7月28日から3日間にわたって象潟中学校を会場に開催しました。





 各部門とも、講習会初日はロボットの製作に取り組み、2日目からはパソコンを使ったプログラミングと調整にチャレンジしました。

 秋田県中央地区大会の日程は下記のとおりですので、ぜひ地域の子どもたちの奮闘に、ご声援をお願いいたします。


◆WRO Japan 2015 秋田県中央地区大会

<小学生部門>
期日:7月31日(金)
会場:にかほ市立象潟中学校
    (2階・視聴覚室ほか)
日程:ベーシック競技 10:00~
   エキスパート競技 12:40~

<中学生・高校生部門>
期日:8月2日(日)
会場:にかほ市総合福祉交流センター
   「スマイル」2階・コンベンションホール 
日程:競技1回目 12:40~
   競技2回目 14:10~

2015年7月28日火曜日

科学ウォッチング 「マイナスの世界」

 小中学生を対象とした夏休み恒例の実験観察教室「科学ウォッチング」、7月27日開催の第2弾のテーマは「マイナスの世界」でした。


 仁賀保公民館に集まった50人以上の参加者は、市内小中学校の先生方の指導のもと、液体窒素がもたらす急激な温度低下による、さまざまな不思議な現象を体験しました。






 会場には4つの実験ゾーンが設けられ、凍らせたバナナで釘を打ったり、ドライアイスを作ってロケットを飛ばしたり、アイスクリームができる過程を学びながら試食したりと、五感で「マイナスの世界」を体感しました。

科学ウォッチング「川の生きもの」

 市内小中学校の理科の先生方の企画による、夏休み恒例の実験観察教室「科学ウォッチング」が始まり、7月27日には「川の生きもの」をテーマに野外観察を実施しました。

 
上郷小学校に集合した35人の参加者は、まずは牛乳パックなどを活用した「箱メガネ」の工作にチャレンジしました。



 

 奈曽川河川公園では、実際に川に入って観察を開始。ふるさとの自然には、さまざまな生物が生息していることを実感しました。

 中には腰まで水にぬれた子もいましたが、暑い中、足元に心地よい水の流れを感じながら、観察を楽しみました。

2015年7月27日月曜日

秋田県立大学実験教室「入浴剤をつくってみよう!」

 7月26日、県立大学による実験教室の今年度第2弾として、システム科学技術学部の金澤伸浩先生と学生のみなさんによる「入浴剤をつくってみよう!」を開催しました。


 入浴剤の泡が出るひみつを学んだあと、さっそくオリジナルの入浴剤づくりにチャレンジ。
 作り方はとても簡単、重曹(じゅうそう)とクエン酸をよく混ぜ、食用色素で好みの色を、アロマオイルで好みの香りをつけて、よくこねれば完成です。






 当日の入館者を対象に、自由参加型の入れ替え制で実施した今回の実験教室には、約70人の子どもたちが参加。会場の研究工房は、回を重ねるごとにアロマオイルの香りに包まれました。

 金澤先生からは、「入浴剤を溶かしたお風呂の水は、排水口からどこに行くでしょう?これを機会に調べてみませんか?」と、アドバイスがありました。
 夏休みの自由研究として、身近な生活環境を調べてみるのもよいかもしれませんね。

2015年7月26日日曜日

「県の記念日」制定50周年記念イベント

 「県の記念日」は、明治4年7月14日(新暦8月29日)の廃藩置県により、秋田県という名称が初めて使われた日を記念し、昭和40年に制定されました。

 この「県の記念日」制定50周年を記念して、秋田県が県内各地で開催するイベントにおいて、当館の実験工作体験のブースを出展させていただくことになりました。


 県南エリアのイベント初日にあたる7月25日は、横手市の「秋田ふるさと村」を会場に、子どもたちを中心に約200人の方々に、ハードフェライトの着磁を体験していただきました。

 隣接する秋田県のブースでは、県のマスコット「スギッチ」の缶バッチ製作を体験でき、多くのご家族連れのみなさんにお楽しみいただきました。


「県の記念日」当日の8月29日には、秋田拠点センター「アルヴェ」にて、再び当館のブースを出展予定です。
 トークイベントなど、県主催のメーンイベントが多彩ですので、ぜひお誘いあわせのうえご来場ください。

オリジナル実験工作教室「”ピョンピョンかえる”をつくろう!」

 7月25日のオリジナル実験工作教室は、磁石を使った不思議な工作「ピョンピョンかえるをつくろう!」でした。


 おさつやコインが磁石に反応するか?といった実験など、身近にあるものと磁力について学んだあと、さっそく工作にチャレンジしました。





 

 自分で着磁したフェライト磁石の、くっつき、しりぞけ合う性質を利用して、ピョンピョン飛び跳ねるカエルを完成させました。
 夏休みは始まったばかりですが、宿題や自由研究の参考になったかな?

2015年7月22日水曜日

夏休み特別企画展「とびだす絵本の科学展」

 夏休み特別企画展「とびだす絵本の科学展」は、いよいよ本日より公開です。

 会場の2階多目的ギャラリーには、ページを開くと絵が動いたり、とび出したりする絵本がいっぱい。どうしてそんな動きになるのか、子どもはもちろん、大人のみなさんも思わず見入ってしまうようです。



 
 歴史的に貴重なものも含まれ、直接手で触れることのできないものもありますが、レバー等を操作してページをめくることができるように工夫しています。

 明日からは、いよいよこの地域の小中学校の夏休みです。ぜひ、ご家族連れで、「仕かけ」が彩る夢の世界をお楽しみください。




夏休み特別企画展
「とびだす絵本の科学展」
●期間 7月22日(水)~8月30日(日)
●会場 2階多目的ギャラリー
●見学 無料(科学館入館時に入館料が必要です)


2015年7月21日火曜日

「米村でんじろう実験教室」電話予約を受付開始!

 夏休み恒例のビッグイベント、サイエンスプロデューサー米村でんじろう先生の実験教室につきまして、本日7月21日より電話予約を受付開始しております。

予約先
フェライト子ども科学館 電話0184-32-3150
※番号間違いのないようにお気をつけください。
※ファクスでの申し込みは受け付けできません。
受付時間
電話予約の受付時間は午前9時から午後5時までです。
確認事項
予約時に、参加希望者の氏名・学校名・学年・連絡先(電話番号)をお伝えください。
※先着順に受付し、定員になり次第に締め切ります。



米村でんじろう実験教室
毎年大人気!サイエンスプロデューサーでんじろう先生と楽しく学んじゃおう!
夏休みの思い出に!自由研究の参考にもなるよ!

期日
8月14日(金) 「スーパー紙とんぼをつくろう!」
8月15日(土) 「わた菓子の科学~手作り小型わた菓子機を作ろう~」
時間
午前の部=11:00~12:30
午後の部=14:00~15:30
会場
にかほ市総合福祉交流センター「スマイル」 
対象
小学生・中学生(小学1・2年生は保護者同伴)
定員
各回50人(定員になり次第締め切り)
参加費
500円


「ロボット教室」を開催しました。

 小学4年生から中学生までの初心者を対象とした「ロボット教室」を2週間にわたって開催しました。


 

 7月11日・12日には、フェライト子ども科学館に市内の小中学生が集まり、秋田県立大学の先生や学生のみなさんから指導を受けながら、ロボットの組立てやパソコンを使ってのプログラミング、調整・走行の方法を学びました。



 7月18日・19日には、由利本荘市文化交流館カダーレで実施。にかほ市や由利本荘市の小学生が、組み立てたロボットを何回もコースで試走させては、プログラムの調整を行っていました。


 また、カダーレ会場では、2週間後に迫ったWRO秋田県中央地区大会に出場予定の高校生も加わり、ロボットの組み立てに真剣に取り組みました。

2015年7月20日月曜日

秋田県立大学実験教室「イイ香りの小ビンをつくろう!」

 フェライト子ども科学館では、毎年、秋田県立大学の先生方を講師に迎え、さまざまな楽しい実験教室を開催しています。

 7月19日開催の今年度第1弾は、機械知能システム学科の邱先生、境先生、学生のみなさんによる、「イイ香りの小ビンをつくろう」でした。



 実験で使用したのは、水をたくさん吸い、紙おむつや携帯トイレなどに利用されている「高吸水性ポリマー」。参加した小中学生は、先生の演示により、その不思議なプラスチックの性質や特徴を学びました。



 そして、いよいよ「香りの小ビン」づくりにチャレンジ。絵具を使って、いくつかの好みの色に染めた高吸水性ポリマーをビンの中に入れ、層を作ります。そして、一番上の層に好きな香りをつけ、ガラスビンやふたをシールでデコレーションして完成です。






 会場はいつの間にか、さまざまな「イイ香り」でいっぱいに。それぞれオリジナルの完成品を手に、最後は仲良く写真に収まりました。
 

7月20日「海の日」- 通常どおり開館しています!

 毎週月曜日は、当館の休館日となっていますが、今日は祝日「海の日」で、朝9時から通常どおり開館しています。

 3連休最終日の秋田県内は、あいにくの小雨模様ですが、そんなときこそ天候に左右されないインドア施設を楽しみましょう!ということで、朝からたくさんの家族連れのみなさんにお越しいただいております。



 本日も午後5時まで(最終入館受付は午後4時30分まで)開館していますので、ぜひ遊びにいらしてください。

 なお、明日7月21日(火)は休館日となりますが、7月22日(水)から8月30日(日)までは、月曜日も含め、休まず開館します。夏休みのイベントが目白押しですので、ぜひご来館ください。