サイエンスパークはほとんど雪が消えて芝が表れていたのですが、今日のにわか雪でうっすらと白くなったりすぐに消えたり、を繰り返しています。
さて、本日の実験教室は「空きカンスピーカーをつくろう!」。
最初は、音や電流についての学習です。
普段から身の回りにあふれていてあまり気にすることのない「音」ですが、空気を振動させて伝わること、さらに、スピーカーが音を発生する仕組みについて電気の流れとはたらきを実験しながら学びました。
いよいよスピーカー作りです。
用意した9メートルの銅線をボビンに巻きつけてコイルを作り、小さなネオジウム磁石とともに空き缶やプラスチックの円形ケースなどに取り付けます。そして、セット済みの電子オルゴールやアンプ、電池ボックスで回路を作れば、空きカンスピーカーの完成です。
空きカンが振動板となって音を発生し、オルゴールの音が耳元でやさしくささやいてくれました。
電流と磁石が生む単純な振動が、さまざまな意味や感情を表現してくれる音になる、その仕組みを自分でこしらえることができました。
2月も中旬に入りました。春の足音を早く聞いてみたいこの頃。ぜひフェライト子ども科学館で、音や光のフシギについて体験しながら学んでくださいね。
みなさんのお越しをスタッフ一同お待ちしております。