「ミラーボックス」??聞きなれない名前ですが、鏡を使った箱型の立体万華鏡のことです。
今回の参加者は、小学校3年生以上の3人だけ。ちょっと残念ですが、みなさん真剣に取り組んでくれました。
まずは、万華鏡についてスタッフから説明がありました。これまでの実験工作教室で液体やビー玉などを使った様々な万華鏡を作ってきましたが、それぞれ光の取り込み方や反射の仕方に特徴があるものです。
…というわけで、まずは、筒形の万華鏡の鑑賞から。
続いて、工作開始です。
正方形の鏡が一人に6枚用意され、あらかじめ下書きされている基本の模様、そして自分の好きな線を特殊なカッターを使ってけがいて(線を描いて)いきました。
…もちろん、この時点では、この線や模様がどのように見えるのかはまだわかりません。
模様ができたら組み立てです。
鏡の保護フィルムをはがした後、テープを使って立方体を組み立てました。…慎重を要する作業なので、ここはお父さんたちの出番です!
最後に、模様の上に好きな色のセロファンを貼って仕上げ、完成です。
切り取った角からのぞくと、光と色の織りなす、夢のような☆彡幾何学的な空間が…それは、参加者だけが体験できた感動の世界でした。
6月18日の父の日を前に、ち密な作業をお手伝いいただいたお父さまたち、ご苦労さまでした。
束の間、日々の仕事を忘れ(?)、作品の中に繰り広げられる不思議な世界に見入っていました。