フェライト子ども科学館では、スタッフが市内の小学校に出向き、5年生を対象に「モールス電信機と電磁石」をテーマに移動実験教室を開催しています。
本日は、科学館オール・スタッフで平沢小学校に出向きました。
最初に、モールス通信機に至るまでの通信や電気の歴史に関するお話から始めました。
電気を使って遠距離に信号を送る…というくだりでは、まずは静電気を送る実験を体験していただきました。10メートルほど離れた子どもたちに、無事信号は送られたようです…。
続いて、理科で学習したばかりの「電磁石」に関する学習を子どもたちに参加してもらいながら実験を交えて行いました。
電磁石の実験の中で磁心として登場した「フェライト」、そしてフェライトを世に送り出した、平沢小学校の大先輩「斎藤憲三」に関する学習を映像やフェライトを使った電気製品を見てもらうことで理解を深めました。
後半は、いよいよモールス電信機の工作。
前段で学習したコイルを実際に巻いたり、電気の配線をしたりと体験を重ね、完成した通信機でみんなで通信ゲームを行いました。
そして最後に、本日のまとめ。ファラデーの発見、磁石で起こした電気をみんなで体感です!
平沢小学校教職員の皆さまには、移動科学実験教室にご協力いただき感謝申し上げます。
そして、5年生のみなさんは春になるといよいよ6年生!学校のリーダーとしてますますがんばってください。…そして、ぜひフェライト子ども科学館にも来てね!