今日は先生の遺徳を偲ぶ一日となります。
「わたくしは悲しい。親とも慕い、師とも仰いでおった斎藤先生が遂に逝かれてしまいました。わたくしはこれから誰を頼りに生きていったらよいのでしょうか。まったく指針を失ってしまいました。」(「心と心」第223号)
そのように嘆いたのは、フェライトの工業化に斎藤先生とともに道を拓き、TDK㈱第2代の社長を務められた山﨑貞一先生。当フェライト子ども科学館設立に大いにご尽力された方でもあります。
その山﨑先生は、フェライト子ども科学館オープンを見届けた直後、平成10年(1998年)11月20日に享年89歳でご逝去されました。
ぜひご来館いただき、斎藤憲三・山﨑貞一両先生の功績を偲んでいただければ幸いです。