2018年1月31日水曜日

移動科学実験教室_院内小学校のみなさん

フェライト子ども科学館では、スタッフが市内の小学校に出向き、5年生を対象に「モールス電信機と電磁石」をテーマに移動実験教室を開催しています。

本日の会場は院内小学校です。
最初に、今日のテーマ「モールス通信機」に至るまでの通信技術発展の歴史を学び、その中で画期的だった電気の発明と電気を使った技術…というところで、まずは、静電気を使った情報(?)伝達を体験してもらいました。
その後、本日の本題、電磁石について科学館スタッフの実験で、電流やコイルと磁力の関係などの理解を深めました。
もちろん、磁心として利用されるフェライトの特性やフェライトでイノベーションを起こした斎藤憲三についてもしっかり学習しました。

後半は、いよいよ電磁石を使った「モールス電信機」の工作です。
コイル巻きやボルト・ナットを使った組み立て、配線作業では、科学館スタッフの指導を受けながらみなさん集中して取り組みました。
完成後は、科学館スタッフとモールス信号の送受信ゲーム。初めての体験ということでみなさん苦労していましたが、何回か繰り返すと受信(信号の聞き取り)や解読、送信もスムーズにできるようになりました。
電磁石の学習のまとめとして、最後に磁石とコイルを使って生じた電気をみんな輪になって体験しました。
給食を目前に、ちょっとした刺激になったでしょうか?…電磁石の学習の内容、身体で記憶してもらえたかな?

院内小学校教職員の皆さまには、移動科学実験教室にご協力いただき感謝申し上げます。
そして、5年生のみなさんは春になるといよいよ6年生!学校のリーダーとしてますますがんばってください。
…そして、ぜひフェライト子ども科学館にも来てね!