2018年1月22日月曜日

移動科学実験教室_象潟・上浜・上郷小学校のみなさん

今年も始まりました、フェライト子ども科学館「移動科学実験教室」。
…これは、科学館スタッフが市内の小学校に出向いて、5年生を対象に『モールス電信機と電磁石』をテーマに実験・工作の特別教室を開催する事業です。

本日の会場は象潟小学校。来年の学校統合を目前に、象潟小学校の児童に加え、上浜小学校と上郷小学校のみなさんも参加してくれました。
モールス通信機に関して、導入部は通信と電気の歴史についての学習から始まり、画期的な発明だった電磁石についての実験に入ります。
その後、電磁石の磁心として利用されるフェライトについて、そしてそのフェライトを初めて工業化したにかほ市出身の斎藤憲三について学習しました。
そしていよいよ、全員に配布したモールス通信機の部材セットを用いて工作を開始。
コイル巻き→銅線磨き→部材の取り付け→配線…最後に電池をセットし、約40分ほどで完成です。
スタッフが用意したテキストをもとに、モールス信号の聞き取り・解読・返信にみんなで挑戦しました。
約3時間の教室でしたが、みなさんとても熱心に学習に取り組んでくれました。
最後に、磁石によって発電した電気をみんな輪になって体験(体感?)していただきました。

象潟・上浜・上郷小学校教職員の皆様には、移動科学実験教室にご協力いただき感謝申し上げます。
3校の5年生のみなさんは、4月からは一つの校舎で6年生となります。新生「象潟小学校」のリーダーとしてがんばってください!